もし赤ずきんの世界にSNSがあったら 裏話的なやつ
超今更ですが、新作「赤ずきんの世界にSNSがあったら」を公開したよ！
3か月前の話な！！！
ツイッターがあるからって、こっちをサボり過ぎてやがる。
楽しいとの声をたくさん頂けまして、作者みょうりに尽きます。
実況もしてもらいました！感激！！
「物語×ＳＮＳゲーム企画」というアツマールの企画に出してましたが、選外でした。まあ仕方がない！
ここ最近は共同制作のゲームを完成させ、スイッチを買ってオクトパストラベラーをやって、
あとのばらちゃんに感情移入しまくってました。
のばらちゃんは絶対幸せにしてみせる！！と意気込んでトゥルーエンドを目指しているところでございます。
さて！色々と落ち着いたところで、赤ずきんSNSの裏話記事を書きたいなと思いました。（ネタバレあり）
【背景】
2018年6月末ぐらいは上司からパワーハラスメントを受けてました。
うつ病になりかけるレベルでリアルがヤバかったです。ゲームをしても楽しくない、何を食べても美味しくないみたいな、あまりよくない状況に。
仕事を辞めること、果ては死ぬことまで考えてたかもしれない（記憶が定かではない）。
かつて精神科に勤めてた母に電話で相談したら「それはまずいね。診断書貰ったら？」とあっさり言われた。
そんな状態でしたが、味方が誰もいないわけではなく。
職場の先輩が話を聞いてくれて、支えてくれて、今はなんとか回復しました。（最近はパワハラ上司も優しくなった気がする。）
そういう状態で作ったので、思いっきり赤ずきんSNSのストーリーに反映されています。
赤ずきんはおばあちゃんが大好き。
そして、よく変質者の狼に襲われています。
ですがおばあちゃん、実はシリアルキラー（？）で、毎回狼を殺しています。
狼に襲われたくもないですが、猟銃で狼を撃ち殺すおばあちゃんの姿も見たくなかった。
彼女自身、にっちもさっちもいかなかった状況だったのでしょう。
そういうわけで、ゲーム内では彼女自身が狼に報復することを選ぶ（SNSを炎上させ、社会的に抹殺する）わけですが…
これって、自分でいうとパワハラ上司をナイフで刺すようなものですね。
上司を撃ち殺した警察官がいたように、追い詰められた人間というのは「追い詰めた人間以上の凶行」に及ぶことがあります。
追い詰められてしまうのは、味方がいない（あるいは、「味方がいない」と思いこむ）状態で陥ってしまいます。
どうしても、追い詰められていると視野が狭くなってしまうものですが…
だが、世の中には支えてくれる人がいる！
僕の場合は職場の先輩や家族でした。
例え頼れる人が思い当たらなくても「自殺防止ホットライン」など、世の中には色々と相談できる場所があります。
あなたの味方をしてくれる人はきっといる。
それに気づいてくれれば！と思いながらストーリーを打ったものでした。
自殺する時って、「死のう」と決意して死ぬわけじゃなく、
駅で電車を待っているとき、ふらっと線路に踏み出してしまう…というようなパターンが多いみたいです。
そうなる前に、あなたの味方はたくさんいるよ！ってことを思い出してほしいなあ。
…とまあ、そんなことがありまして。
上記の背景はともかくとして、赤ずきんSNSを作ったキッカケとしては
●アツマールのSNSプラグインで何か作りたかった
●SNSプラグインで作られたゲームをやったらクリック一回打つごとにすぐ文章が出るものだから「こいつ文字入力早くね？」とふと思いまして…、
「あっならお互い高速でリプライを送りまくるゲーム作ろう！」って閃きました。
大体1週間ぐらいで勢いで作りました。
仕事のストレスが溜まっているときほど制作ってノるんだよな…
赤ずきん作り終わってからも仕事は正直辛かったですが…
7月中はずっとヤバかったな。だいぶ卑屈になってました。
その間は相方と共同でゲーム制作をしてたのですが、その影響でだいぶ迷惑かけてしまったなあ…
8月になってから「新しいことをしよう！」なんて思って、
ニンテンドースイッチを買うなどやりましたｗ
あっそうそう、明後日新作公開するよ。
「想色のパレット」という、ツクラー仲間のあずさんと共同制作した作品です。
プレイよろしくね！！
